2015年11月21日

アーサー&リッキーの対談 『日本語を取り戻す』

判る人は判っていらっしゃると思いますが、『アーサー&リッキー』とは、アーサー・ビナードさんと足立力也さんのことです(^_^)/

11月15日(日)に福山市で行われた対談『日本語を取り戻す』(自民党の標語をもじったもの)、とっても面白かったし、勉強になりました!!
私は、この機会に聞いておかないと二度とお二人の対談は聞けないと思ったのと、ビナードさんや主催の坂田さん、その他、参加される方の中に、上関原発関連のスラップ裁判の傍聴に参加されている人が何人かいらしたので、行って参りました(^_^)v

対談が始まる前に、座席の後ろにお茶やコーヒー、お菓子がフリードリンクになっていて、アーサーさんとアーサーさんの追っかけさんと談笑しました。
アーサーさんとは、もう何度も個人的にもお話しているのに、いつもドキドキして手が震えます。やっぱりボチボチおばさんは、憧れのアーサーさんには弱い(^_^;)
と言いながらも、時々、図々しいお願いもするんですけどね(^_-)

前側では、ホワイトボードの前に机があり、なぜか日本の朝ごはん風の食事が置いてありました。
しかし、頭上には、葡萄の様な果物を入れたメッシュの袋がぶら下がっていて、果汁がしたたり落ちています。おもむろに若い男性が、その食事を食べ始めましたが、食事が置いてある机の前に果汁はポタポタしたたったままでした。
これが対談開始前のパフォーマンス。
日本の食事も、そのうちのんびりとは食べられなくなるという意味だったのかな?

なんとリッキーさんが、アクシデントで遅れて、開始時間ジャストのご到着だったのですが、アーサーさん、いつもはご自分がギリギリのお時間に来られるので、何だか嬉しそうでした(ニヤニヤ)
「足立くんがまだ来ないので、その間に足立くんの悪口でも話そうかな?」とアーサーさんが話され始めた時に、リッキーさんがご到着でした!

アーサーさん、詩人らしくあるアメリカ人の詩の紹介から始まりました。
「平和とは、どこかで行われている戦争を知らずにいられる無知」

またリッキーさんは、アンブローズ・ビアス(ジャーナリスト)が書いた『悪魔の辞典』では、
「平和とは、前の戦争から次の戦争へ向かう準備期間」とのこと。
11.15福山.JPG
(カメラの調子が悪く、ピンボケで済みません<(_ _)>)

戦争が無くても平和な状態ではないのが、今の日本。
『構造的な暴力』
例えば、あれだけ多くの人が安保法案を反対しても無理やり通すこと。
沖縄辺野古の基地問題では沖縄県はハッキリ反対し、ゲート前では多くの人々の抗議活動に対しても、国は頑なに工事を勧めようとしている。
2011年2月にあった上関原発建設の反対運動では、建設予定地の海が埋め立てられることに反対の人々を、まず警備会社のアルソックが立ちふさがり、その後ろに警察官が立ち並び、その後ろに中国電力の職員が立ち、その後ろに関係の役人が立っていたという、まさに原発を建てる上での力関係がハッキリと判る順番になっていた。
アーサーさん、「いつになったら、アルソックのCMの女子レスリングの選手が来るのか、待っていたんだけどな〜」と一言(爆笑)
『積極的平和』の本来の意味は、今ある平和を維持し、更に良い方向に持って行くために、常にポジティブであり、平和について考え行動すること。
『消極的平和』とは、「戦争」がないことで良しとしている状態。

(安倍コベのいう「積極的平和」は、本当の意味とは全く違った使い方をしているのがよく判る!と思った私。)


日本は、縄文時代1万年の間には、出土品を見てみると武器があまり出て来ない、ということは、戦争をしていなかったのでは、と思われる。
徳川時代の280年間、鎖国政策だったが、外国に侵略をしなかった。
また、自国の中で、自給自足の持続可能な営みが、成立していた!

しかし、今は、食料の自給率が40%(カロリーベース)。
お米の次に大事な大豆(醤油・味噌・豆腐・納豆の原料)に至っては、国産は5%しかない。

今の日本は、《これまでの歴史にない亡国の時代》(@_@;)


『平和学』について
 「平和」という言葉を、日常的に使うことが大切!!
 そもそも、存在しているのか?から考えることも必要。
 
今年秋に、安倍総理がアメリカの国会で演説した時に使った言葉。
 Positive peace(この英語では、安倍の意図する積極的平和の意味にならないので、使えない。)
    ↓
 Proactive contribution to peace bace on the principle of international cooperation
 (国際協力の原理の基づいた、先制攻撃の平和)凄い訳!!外務省の官僚が考えたのかな?
 こうやって、安倍ソーリは、国内でも外国でもホラを吹きまくっている(~_~;)

安保法制案を審議する国会で、共産党の志位委員長が、「総理はポツダム宣言を読まれましたか?」という質問があった。
それに対し、安倍ソーリは、『つ・ま・び・ら・かには、読んでいない。』と答えた。
日本の首相が、第二次大戦を終わらせたポツダム宣言を読んでいないことは、重大問題!!!
以前の政権なら、この発言だけで引き摺り下ろせたのだけれど・・・。
本当は読んでいるのだろうが、
「詳しく知っている」と答えると ⇒ 安倍コベの支持母体の右翼からたたかれる。
「ポツダム宣言は問題がある」と答えると ⇒ 米国から引き摺り下ろされる。
ということで、女子高校生がよく使う「わかんな〜い」と同じ、「つ・ま・び・ら・かには、読んでいない。」になった!!
そもそもポツダム宣言を読んでいない首相が、戦後70年談話を出せるのか???
イギリスの国会で、ある議員が、一度質問したことに、首相があやふやな答えをしたので、事あるごとに4回、同じ質問をしたら、その総理は引き摺り下ろされた。(名前が聞き取れなかった(-_-;))
志位委員長、何回も質問してください!!!
国会議員のみなさん、おかしいと思ったことは徹底的に、何回も追及してください<(_ _)>

国民の私たちもポツダム宣言を、読もう!!
ポツダム宣言 第6章
『吾等ハ無責任ナル軍国主義ガ世界ヨリ駆逐セラルルニ至ル迄ハ平和、安全及正義ノ新秩序ガ生シ得サルコトヲ首長スルモノナルヲ以テ日本国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ拳ニ出ヅルノ過誤ヲ犯サシメラル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去セラレサルヘカラス」
英文
There must be eliminated for all time the authority and influence of those who have decived and misled the people of Japan into embarking on world conguest, for we insist that a new order of peace,security and justice will be impossible untill irresponsible militarrism is driven from the world.
《概訳:二度と第二次大戦に関わった人々(政治家・官僚・軍人)を、追放しなければならない。》

にもかかわらず、政治家・官僚・軍人の多くがそのまま、戦後の日本政治に関与している。
日本人は悪くはなく、米政府が、一切実行しなかった!
東京裁判で、戦犯として処刑された人々のほとんどが、米政府に刃向うであろうと思われる人たちだった。
ある意味、とても真面目で、日本人としてのプライドの高い人々。
戦犯なのに罪を免れた人たちは、米政府の言いなりに動きそうな人たちを、米政府が選別した。
だ・か・ら、A級戦犯の岸信介が生き残り、その孫の安倍シンゾーが亡霊のごとく現れた(@_@;)
ポツダム宣言は今も生きている!
ポツダム宣言を履行できたのは、占領下の日本では、アメリカのみ。
しかし、米政府は1950年に朝鮮動乱が起き、ポツダム宣言を無視した。
米政府は、最初から日本を属国にするつもりだった!!!


『日本語を取り戻す』
言葉の定義を、シッカリと見ていくこと。
事実に一つ一つ、一喜一憂するよりも、自分がどう思うかを大切にし、行動に移すべき!!


TPPについて、マスコミは「大筋合意」と伝え、あたかもTPPが既に決まったかのような表現ですが(市民を諦めさせるため)、「小筋」は決まっていない!!
アメリカ市民は、TPPがおかしいことに気が付き始めている!

アーサーさん曰く
「ぼくは、東京オリンピック、またの名をインチキリンピック、嘘リンピックというのだけど、たぶん出来ないと思う。
フクシマは、今までの日本の歴史で、戦争を除けば、最大の惨事で、まだ収束は出来ていない。」
「安保法案は、違憲であり、アンポンタン法案です(爆笑)」

最後に、リッキーさんが、
「そんな中でも、ぼくたちが運動を進めるには、3つの法則があります。
 @諦めないこと
 Aつながること
 B楽しむこと

アーサーさん、「ぼくも、それ、好きだな〜!!」

最後に、みんなでアーサーさんの絵本『It's a Small World』(ディズニーランドの世界の人形館(?)のテーマソング)より、『みんなとなりどうし』を伴奏つきで合唱しました(^_^)/


上関原発計画反対でスラップ裁判の被告にもなっている広島県三原市在住の半農業半Xの岡田和樹さんが、今後のスラップ裁判につき、引き続き応援のお願いをされ、アーサーさんも一言。
「ぼくは、詩人の肩書きの次に、スラップ裁判の「応援団長」と言われるのが、とても気に入っているんです!!」
すかさず、だれかが「団長〜!」と呼び掛けました!

しばらく、スラップ裁判は、和解に向けての協議が続くので、いつ傍聴が公開になるのか判りませんが、
傍聴が公開になったら、アーサーさんはまた張り切って、バスを2台も3台も、広島から引き連れて来られそうです!!
広島の人たち、何だかとっても明るくて、暗くなりそうなことも思いっきり楽しもう!、という雰囲気がしました(^_^)/

アーサーさんとリッキーさんは、価値観がほぼ同じなので、同じテーマでもポンポンと言葉が出て来て、なかなかのコンビだと思ったら、前日に打ち合わせをされていたとか。
それにしても、とても濃い内容の対談でした(^_^)/

主催者の福山市の坂田さんは、第2弾、第3弾をだれかがやって欲しいと言われたけど、、、あったらいいなぁ〜、また聞きに行きたいな〜(^_^)/
ちなみに今回対談の動画は、公開しない予定だそうです。


posted by ボチボチおばさん at 16:02| Comment(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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